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車の運転の不安解消!日常走行のテクニック
車の冬支度(早めの寒さ対策)ー厳寒地方は除きます。
エンジン冷却水を確認しましょう
車のラジエーターには、エンジンの温度を一定に保つための冷却水が入っています。冷却水と言ってもただの水ではありません。これをLLC(ロングライフクーラント)と呼びます。エンジンに使用するため化学液剤がベースで、それにさまざまな添加剤を入れて作られている特殊な液体です。そしてその特性として凍らないという性能(不凍性)があります。これは厳寒地で乗る車に使用してもラジエーター内が凍結しないための対策なのです。しかし、このLLCでも使っているうちに性能は徐々に落ちてきますので、定期的な交換が必要になります。
最新のLLCでは、エンジンを掛けてから適正な水温まで上昇が早いものがありますが、水温の温まりが早ければヒーターも早く効くようになるというメリットがあります。乗り込んだら早くヒーターが効いて欲しいという方は、このタイプのLLCにされるといいでしょう。LLCはディーラーやカー用品店などで交換が出来ます。

バッテリーは寒さに弱いので早めのチェック
ヘッドライトやエアコン、そしてワイパーなど、車は走行に欠かせない多くの電装品が電気を必要とします。そのため車は、エンジンの力を利用するオルタネーターという発電機を備えています。オルタネーターで作られた電気はカーバッテリーにも充電されます。このカーバッテリーに蓄電された電気で、エンジンを切った状態でもライトを点けたり、オーディオを聞いたりする事ができます。そしてエンジン始動時もカーバッテリーの電気を使用してスターターを回します。
しかし、スマートフォンなどのバッテリーと同様に、カーバッテリーも使っていれば徐々に劣化していきます。とくに寒い時期ではバッテリー内部の化学反応も鈍る傾向になるので、弱り気味になっているカーバッテリーにとっては余計に厳しい環境とも言えるでしょう。それに最近のバッテリーは高寿命化が進んでいるので、劣化が進んでも「弱ってきた」となかなか感じません。それだけに「昨日までは何でもなかったのに今朝になってエンジンがかからない」など急に駄目になってしまいます。
そこで転ばぬ先の杖として早めの交換です。交換サイクルは車の使用状況にもよりますが2~3年と言われています。冬本番に入る前にカーバッテリーの交換を検討しておきましょう。なお、カーバッテリーにはそれぞれの車種にあったサイズがあるので、購入時は修理工場やカー用品店のスタッフに「車種」や「年式」「グレード」を伝えて用意してもらいましょう。
●ノーマルバッテリーとメンテナンスフリー(MF)バッテリー
バッテリー液が蒸発などで減ってしまうと問題が発生するため、定期的にバッテリー液を補充する必要があるのがノーマルバッテリー、液補充はもちろん、適切にメンテナンスを行えば、寿命は延びることが多い。また、価格も安い。
こうした液補充のメンテナンスの手間を省いたものがメンテナンスフリー(MF)バッテリーだ。メンテナンスフリーでは、液の蒸発を防いだり蒸発分を回収する構造で、
2~3年は液を補充せずに使い続けることが出来るが、その分価格は高い。
自分の車のバッテリーがノーマルかメンテナンスフリーかを見分けるのは簡単。液の注入口があるのがノーマル、無いのがメンテナンスフリーだ。

フロントガラスやリヤウインドーに降りる霜対策
早朝や夜に車で出かけるというときに困るのがウィンドーに降りた霜です。真っ白になっていたり、一部が凍っているということもあります。これでは正常な視界をキープできないので、霜が取れる前に車を発進させることは非常に危険です。
そこで毎日車に乗る人に次のような霜対策があります。朝は何かと急ぎたいものですが霜が完全に取れるまでは走り出さないことが重要です。
●ボディカバーを掛ける
霜の原因になる夜露が車に付かないので霜が付くことはありません。しかし、ボディカバーは大きいので脱着に手間がかかるし、月極駐車場では外したあとに保管する場所を確保するのも大変です。簡単なものでは、霜よけ用にウインドーのみを覆うカバーが販売されています。装着もカバー左右の端をドアに挟み込むものなので、1人でも簡単に作業を行えます。
●霜取りスプレーを事前に吹き付けておく
ガソリンスタンドやカー用品店で販売しているエアゾール式の霜取りスプレーがあります。このスプレーはアルコール系の液剤を使用していますので、吹き付けた液剤が凍ることはありません。吹きかけたあとはワイパーで伸ばせば霜はきれいに落せます。
●エンジンスターターを装着する
リモコンで始動させるタイプとタイマー式とがあり、どちらも出発の10分ほど前にエンジンをスタートさせます。このときヒーターをフロントウィンドーに向けて風が出るデフロスターにセットしてあると、ウィンドーを内側から暖めるので霜が落としやすくなります。また、車内が暖まるので寒さが厳しい冬の朝には、非常に効果的な対策と言えるでしょう。

スタッドレスタイヤかチェーンのどちらかを準備しておく
近年は都市部でも大雪が降るときがあります。そのため雪に備えてスタッドレスタイヤやチェーンを用意するドライバーが増えています。それではスタッドレスタイヤとチェーンどちらがいいか?というと
チェーンは雪道や凍結路では効果を発揮しますが、雪が降った日や翌日でも幹線道路には雪が無いことが多く、そのような道路では振動が激しくてスピードも出せず、道路との摩擦でチェーンも傷んでしまいます。それを気にしてチェーンを着けたり外したりするのも大変です。また、通常はチェーンは駆動輪だけに着けるので、チェーンの着いていない他のタイヤは滑りやすいままです。そう考えるとスタッドレスタイヤへの交換がベストです。
スタッドレスタイヤは雪や氷にタイヤ表面の山(ブロック)を喰い込ませてグリップさせるので、夏タイヤよりブロックが高い作りとなっています。しかし、ブロックが高いとタイヤのよれが大きくなり、雪のない道路では安定性に欠けます。そこで雪の少ない地域にマッチさせるために、剛性を高めた作りのスタッドレスタイヤがあります。雪道のグリップだけでなく、雪のない道路での運転にも配慮されています。


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