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エンジンオイルの点検と交換
エンジンオイルの点検
点検はエンジンルームにあるオイルレベルゲージで行います。その日の始動前に行うの
がベストですが、最低でもエンジン停止後5分以上待ってから行いましょう。用意する
ものはウエス(汚れをふき取るためのぼろきれ)などが1枚あればOKです。
①レベルゲージを抜き取り、先端に付着しているオイルをウエスで拭き取る。
②レベルゲージを元に戻す。この時確実に元の位置に戻さないと測定結果が少なめにな
 ってしまいます。
③再びレベルゲージを抜き取り先端を見る。上限ラインと下限ラインの間までオイルが
 付着していればOK。
④オイルの状態も確認する。ペーパータオルなど白いものにオイルをしみ込ませて、異
 物がないかを確認する。異物が残るようなら交換を考えるべきです。

オイルの選び方
エンジンオイルを選ぶための基準となるのは、粘度とグレードです。
粘度はSAE粘度分類という規格で表示されるのが普通で、10W-40のように2種類の数字とWで表示されます。Wの付いた最初の数字が低温時の性能で、数字が小さくなるほど低温でも硬くならず油膜を形成できます。もう一つの数字は高温時の性能で、数字が大きくなるほど高温でも油膜が保持されます。粘度は車両取扱説明書などに記載されている規格が基準となりますが、多少範囲を広げても問題はありません。
グレードは一般的にAPIサービス分類という規格で表示されています。ガソリンエンジンの場合はSで始まり、2文字目のアルファベッドの順にグレードが高くなっていきます(SIとSKは無い)。規格に合格したオイルには、SAE粘度分類とともにドーナツマークが表示されています。グレードも車種ごとに指定されていますが、それより上のグレードを使用しても問題はありません。グレードを上げることでかえって長寿命や高性能のオイルを選択することができます。
また最近では、API規格に燃費のテストを加えた「ILSAC規格」が併記されていることもあり、スターバーストマークというものが表示されています。
いずれにしてもオイルを選ぶ時の基準になるのは粘度とグレードですが、高速走行やスポーツ走行に適したものや、省燃費などの効能をアピールしているオイルも販売されており、それなりの効果は期待できます。

エンジンオイルの劣化
エンジンオイルの劣化の原因は、まずは高温にさらされること、ピストンとシリンダーの隙間から侵入する燃焼ガスや煤が混入すること、エンジン内の結露や燃焼ガスの中の水蒸気によって水分が混入することなどで、さらに燃焼ガスに燃え残った燃料が含まれていると、オイルを薄めてしまうことになります。また、車を使わなくてもエンジン内の酸素に触れることで少しずつ酸化します。エンジンオイルが劣化すると粘度が変化して正常に油膜が作れなくなったり、泥状のスラッジや樹脂状のワニスと呼ばれる異物が生成されます。こうなるとエンジン内部の部品の摩耗や損傷、最悪の場合はエンジンの焼き付きといった重大なトラブルを引き起こします。

エンジンオイルの交換
エンジンオイルの交換時期は、5000km走行毎または6ヶ月経過時に行うのが一般的です。車を使わなくてもオイルの劣化は進行するので、走行距離が5000kmに満たなくても半年が経過したら交換する必要があります。ただし、車種によってはメーカーの指定交換時期が1万kmや1万5000km走行の場合もあり、それとともに期間も指定されているのでそれに従って交換します。また、オイルのグレードごとに交換時期が定められている車種もあるので、こういう場合はグレードを覚えておき、次回の交換時期を決める必要があります。
交換方法には下抜きと上抜きの2種類があり、下抜きは従来からの方法で、オイルパンの下に付いているボルトをはずして流し出します。上抜きはオイルレベルゲージが挿入されているパイプに抜き取りホースを入れてポンプで吸い上げます。以前は上抜きの方法では古いオイルが残りやすいと嫌う人もいましたが、どちらでもさほど問題はないようです。

オイルフィルターの交換
エンジンオイルの循環経路にはオイルフィルターと呼ばれる部品があり、オイルに混入した異物を取り除く役割をしています。これを長く使っているとフィルターが詰まってしまい、エンジンに悪影響を与えてしまいます。そのためオイルフィルターも定期的に交換する必要があります。理想はエンジンオイルを交換するごとに毎回一緒に交換することですが、一般的にエンジンオイル交換の2回に1回で十分とされています。ただし、オイル交換時期が1万kmや1万5000km走行のエンジンオイルの場合は、オイル交換ごとにフィルターも交換した方がいいでしょう。



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