ブレーキフルード

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ブレーキフルードの点検と交換
ブレーキフルードの点検
車を走らせるためにはブレーキシステムは非常に重要な部分です。どんなに面倒でもブ
レーキフルードの量だけは最低限チェックしましょう。ブレーキフルードは、エンジン
ルームに予備のフルードを蓄えておくリザーバータンクが備えられています。点検はこ
のリザーバータンクを確認するだけです。タンクの側面にある目盛りの上限と下限の間
までフルードがあれば大丈夫です。

ブレーキフルードの劣化
一般的に使われるDOT3規格のブレーキフルードの沸点は205℃ですが、湿気が数%含
まれるだけで150℃程度まで下がり、ベーパーロック現象を起こしやすい状態になりま
す。坂道などでブレーキを多用すると、摩擦熱によってブレーキ本体が過熱し、ブレー
キフルードも高温になっていきます。そしてその温度が沸点を超えると、ブレーキフル
ードの一部が蒸発して気体になります。経路の途中に気体が入ると油圧の力は気体を圧
縮することに使われてしまい、ブレーキ本体に伝わらないため、ブレーキが作動不能と
なります。これがベーパーロック現象と言われるものです。
ブレーキフルードは湿気を吸収しやすい性質を持っていて、空気中の水分もどんどん取
り込んでいってしまいます。車の使用状況や気候によっても異なりますが、交換から数
年で危険な状態になってしまいます。5・6年程度経過しても通常のブレーキ動作では問
題はありませんが、ベーパーロック現象を起こしやすいことは確実です。そのため交換
時期は2~3年を目安と考えていいでしょう。

ブレーキフルードの交換
ブレーキフルードの交換は一部のカー用品店やガソリンスタンドなどでも取り扱ってい
ますが、車検時の整備の時に一緒に依頼するのが手軽な方法です。しかし、費用の面で
はカー用品店などの方が安いこともあります。交換の仕方は現在では、専用の機械を使
って行われることが多く、まずエンジンルームにあるブレーキフルードのリザーバータ
ンクのフルードを吸引し、新しいブレーキフルードをリザーバータンクから圧力をかけ
て強制的に送り込んだ状態で、ブレーキ本体に備えられたブリーザーと呼ばれる排出口
を開けます。するとブレーキホースやパイプの中の古いフルードが押し出されます。
空気も入ることもありますが、そのまま新しいフルードも流れ出したままにしておくと
、混入した空気も一緒に押し出されます。このエア抜きという作業を各輪のブレーキ本
体で行います。

ブレーキフルードの規格
ブレーキフルードの交換では、なにも指定しなければDOT3という規格のフルードが使
用されます。これがもっとも一般的で沸点が205℃となっています。この上には
DOT4やDOT5という規格があり、それだけベーパーロック現象が起こりにくくなって
います。しかし、普通に車を使っているのならDOT3で十分です。

DOT規格 DOT3 DOT4 DOT4
JIS規格 3種 4種 5種
記号 BF-3 BF-4 BF-5
ドライ沸点 205℃ 230℃ 260℃
ウエット沸点 140℃以上 155℃以上 180℃以上


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